小林製薬が株式の非公開化を検討している。投資ファンドによる株式公開買い付け(TOB)提案を受け、創業家も出資を検討しているとみられる。
小林製薬が株式の非公開化を検討していることが24日分かった。非公開化を実現するため、投資ファンド傘下での経営改革を進める目的で、TOBを計画している日本産業推進機構と欧州系ファンドのCVCキャピタル・パートナーズが提案の核となっている。創業家も出資する方向で検討しているとみられる。
提案を受けたTOBは、公開市場から株式を取得して非公開化を進めるものとされている。非公開化後の安定した経営体制を目指す狙いがあると見られ、企業統治改革や経営再建をファンド傘下で進めるとの観測が浮かぶ。
小林製薬は2024年3月に健康被害問題を公表しており、これを背景に企業統治の改革が求められているとされる。非公開化が実現すれば、系統的な再建や改革の推進が進む可能性があるとの見方がある。