ホーチキは火災報知設備の発信機の表記を和英併記へ刷新し、2026年10月以降順次発売を開始します。合わせて多言語対応の実態調査結果を公表しました。
ホーチキ株式会社は火災報知設備の「フラット型表示灯発信機」の表示を和英併記へ変更し、2026年10月から順次発売を開始すると発表した。製品の仕様や機能、外形寸法には変更がなく、従来品との互換性を維持する。併せて今回の和英併記化に関する背景として、多様な利用者がいる社会環境を踏まえ、分かりやすさを追求した取り組みと位置づけている。
今回のリリースに伴い、日本人と日本在住の外国人計1,027人を対象に認知・操作理解の実態調査を実施した。結果として、防災設備の多言語対応の必要性を約8割が感じることが明らかになり、発信機の外観だけで防災設備と認識できる割合には日本人と外国人で差が見られた。これらの示唆は、外国人を含む利用者が直感的に防災設備を識別しやすくする表示の重要性を示している。
調査の詳細として、発信機の見た目だけで防災設備と認識できる割合は日本人約8割に対し、外国人は半数以上が認識できていないことが確認された。また、日本語だけでなく多言語表示が必要だと感じる回答は約8割に達し、操作方法の理解容易性や大きな文字表示も改善点として挙げられた。
この発表は、防災設備の表示を多言語化する取り組みを支援するものであり、今後も利用者環境の多様化に対応した提供を進める方針とされている。なお、装置銘板および保護板の表記変更以外の製品仕様に変更はなく、従来品との互換性は維持される。