精密測位大手のTrimbleが、GNSS補正情報配信サービスを提供するテラサット・ジャパンを買収した。これにより、日本国内でVRS補正サービスを直接提供し、測量・建設・自動車・農業分野でのリアルタイム・センチメートル級測位の提供範囲を拡大することを目指す。
Trimbleが、GNSS補正情報配信を手がけるテラサット・ジャパンを買収することで、日本国内でのVRS補正サービスの提供体制を直接強化する方針を示した。テラサット・ジャパンはGEONETの1,300点超の電子基準点を活用し、インターネット経由でGNSS測位の精度向上を支援するネットワーク型補正データサービスを提供している。
買収は2026年9月4日に実行されたとされ、目的は日本国内でのリアルタイムのセンチメートル級測位サービスの提供範囲を拡大することにある。これにより、測量・建設・自動車・農業分野などでの補正データの活用機会が広がる見込みだと報じられている。
売却企業のTerraSat Japanは大阪市中央区に所在し、資本金は1000万円、設立は2024年7月。事業内容は、国土地理院が運用するGEONETの電子基準点を活用し、GNSS衛星測位の精度向上を支援するネットワーク型補正データサービスの提供となっている。
買収企業のTrimbleは、1978年設立の米国企業で、精密測位・モデリング・接続性・データ分析の技術を核に建設・地理空間・農業・運輸といった産業向けソリューションを展開している。