オリエンタルチエン工業は製造現場のデータと知見をAIで循環させ、既存事業の競争力強化と新規事業創出を目指す全社プロジェクト「X-AI」を始動した。
オリエンタルチエン工業は、製造現場のデータと知見をAIで循環させ、現行事業の競争力強化と新規事業の創出を目指す全社的な取り組みとして「X-AI」を開始した。チェーンやスプロケットといった動力伝動機器の技術や生産ノウハウにAI・デジタル技術・フィジカルAI・ロボティクスを組み合わせ、現場と経営が連携して検証しながら段階的に実装する。
X-AIの価値像として、技術の保全と発展を挙げ、熟練者の作業映像や設備データ、品質結果、判断理由を結び付け教育や作業支援へ活用し、設計・新製品開発への知見還流と高度なカスタマイズ製品の開発につなげることを目指す。
品質と生産性の両立を図る施策として設備稼働状況・加工条件・検査結果・不良履歴を分析し、品質変動や設備異常の兆候を早期に捉え、不良・停止・手戻りを減らし再現性を高める生産体制を追求する。
顧客への提案力と新規事業の強化では、設計・仕様・用途・品質・見積り・顧客要望を横断して回答や設計提案を迅速化する方針を示し、将来的には保守支援や故障予兆の提案といった販売後サービスへ展開し他の製造業へ展開する可能性を検討する。)