三重交通グループホールディングスの増田充康社長が就任後の方針を語り、グループは創業80周年とホールディングス設立20周年の節目を迎える。今後、公共交通を軸に自動運転やAI活用を推進し、賃貸ビル開発やホテル展開を全国へ拡大する計画を示した。
三重交通グループホールディングスは創業80周年を迎え、今年6月に代表取締役社長に就任した増田充康氏が、堅実な経営基盤の継承と地域社会への貢献を基本に据える方針を示した。長年の信頼を基盤に、グループ全体の成長を目指す考えを語っている。
グループは運輸を核に、不動産・ホテル・流通など幅広く展開している。バス事業を中心とした基盤を強化しつつ、各事業の強みを磨き、地域のニーズに応じた開発を進めることで、地域課題の解決に貢献する方針を示した。
今後の成長戦略として、自動運転やAIの導入による運輸業の変革、名古屋駅前の賃貸ビル開発や四日市三交ビルのANNEX開業計画、2027年秋の熊本市での九州1号店となるホテル開業など、グループの連携強化と新規投資を挙げた。
グループ全体としては、互いに補完し合う体制を強化し、運輸を軸にした連携を深めることで企業価値の向上を図る。役員交代後も地域とともに成長する企業グループとしての姿勢を強調した。