積水ハウスが2027年1月期の中間期決算を公表し、最も稼ぐのは賃貸住宅管理事業で、都市再開発関連の物件売却が利益を大きく押し上げたことが分かった。
積水ハウスは中間期(2026年2月〜7月)の決算を発表し、売上高は前年比2.5%減の1兆9,656億4,400万円、営業利益は前年比16.0%増の1,803億7,000万円、経常利益は同23.8%増の1,690億8,100万円、中間純利益は同23.1%増の1,250億5,300万円となった。セグメントの区分見直しにより、都市再開発事業の利益は大きく動くが、全体の増減はこの組替による影響を除くと判断される。
稼ぎ頭として挙げられたのは賃貸住宅管理事業で、売上高は3,680億1,600万円、営業利益は417億4,500万円となり、戸建て事業の営業利益を上回る。シャーメゾンを中心に、管理・運営を含むストック型ビジネスが安定的な収益源となっている。
都市再開発事業の営業利益は273億5,200万円と前年同期比437.7%増の大幅増。積水ハウス・リート投資法人への物件売却が寄与した一方、国際事業は減益で、米国の買収後の統合や市場環境の影響が顕著だった。
同社は通期予想を修正し、売上高を4兆2,600億円(前期比1.5%増)、営業利益を3,500億円で据え置き、経常利益を3,160億円、純利益を2,240億円へと見直した。株主向けの配当予想は年間145円、期末配当73円を見込み、株主優待として魚沼産コシヒカリ5kgが1,000株以上の株主に贈られる予定。