OZmallの最新レポートによると、大人女性を中心としたグループランチの予約が急拡大しており、夜から昼の利用へと時間帯のシフトが進んでいる。特に50~70代での予約増加が顕著で、体験価値を重視する支出傾向がみられる。
外食市場では、女性同士の4名以上のグループ利用が2019年比で大きく伸びており、ディナーに比べて昼の予約が大幅に拡大している。とくに昼のグループランチは2.7倍へと増加しており、夜から昼へと時間帯のシフトが進んでいる。
年代別では50代・60代・70代の成長が顕著で、50代3.5倍、60代5.2倍、70代6.5倍と上の世代ほど伸びが大きく、50代以上のシェアは2019年の20~30代中心から2025年には全体の39%に拡大している。
ラグジュアリーな体験価値への投資も進んでおり、ホテルレストランでのグループランチは2019年比で4倍、全体の平均単価は3,380円から4,199円へ上昇。一方、ホテル系の平均単価は3,687円から4,936円へと大きく跳ね上がっている。
さらにアンケート調査からは、人間関係の整理とサードステージ志向が背景にあることが読み取れる。自分の好きやワクワクを軸に新しい友人を作ろうとする動きが強まり、誕生日パーティーのイベントなど、共通項を軸にしたつながりの場が活発化している。
この動向は外食の夜から昼への転換、若者層から大人世代への拡大、日常から贅沢空間への移行という三点で要約され、人生100年時代の大人世代のつながり方を変える可能性が指摘されている。
本レポートの分析・ユーザーインサイトの全容はマーケティング専門メディア MarkeZine の連載記事でも解説されている。