パナソニックのノートPC「レッツノート」が発売30年を迎え、今年秋には13.3型の新製品を投入する計画が伝えられた。海外市場への展開も強化する方針で、現行の生産体制は神戸工場を中心に据える。
レッツノートは1996年に発売され、今年が30周年となる。軽量かつ頑丈さを特徴とする設計が評価されつつも、パソコン市場全体では米中勢の影響力が大きい現状が指摘されている。
企業向け需要が主で、国内の12型ノートPCの販売ではトップシェアを保つが、国内市場全体の出荷ではレノボ・グループとNECの合弁が首位でシェアは29%、パナソニックは1%にとどまるとの見通しが示されている。
パナソニックは今秋、レッツノートの画面サイズを13.3型とした新製品を投入する計画を示した。また、耐久性を高めた別ブランドの「タフブック」を欧米の工場や建設現場向けに売り込み、海外展開を強化する方針である。
神戸工場での生産を軸にコスト削減を図り、量産効果を活かした価格競争力の維持を目指す。パナソニックコネクトの青木秀介執行役員は、一貫した自社製造体制で新たな付加価値に対応すると語る。