セールスフォース日本法人の代表が、AI投資でROIを生む4条件として4つのRを提唱した。4Rを組織内で回すことで、単なる技術の追求を超えた組織変革が進むと説明された。
米サンフランシスコで開催されたセールスフォースの年次イベントにおいて、日本・韓国・台湾地域のCxO級を含む900名超の顧客が参加し、AI製品の解説よりも経営・組織変革に踏み込んだ議論が中心となった。AI投資のROIをどう具体化するかが最大の課題として浮上した。
セールスフォースが提唱するのは、Redesign、Reskilling、Redeployment、Rebalanceの4つのRを組織内で回す考え方。人間が担う高付加価値業務とAIに任せる業務を見極め、組織や販売モデルを再設計するRedesignを起点に、リスキリングと現場への再配置を進め、結果を評価して継続的に再調整するRebalanceへと循環させる。
この4Rを実践することで、外部テクノロジーを追いかける受動的姿勢を捨て、自社の業務と組織構造自体を変革することができるという考えが示された。日本企業におけるAI活用のボトルネックとして、実効性のあるROIの実現が挙げられている。
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