米国市場の動向を背景に、日経平均はやや TOPIX 型寄りの展開を想定。米長期金利の上昇や原油高、地政学リスクの懸念が交錯する中、主要株のリラクゼーションと資金の向き先が注目される。
24日の日本株市場は米国市場の流れを背景に買いが意識される一方、中東情勢の不透明感から積極的な売買は手控えられやすいと見込まれる。21日の米国市場ではダウが517ドル高、ナスダックが113ポイント高となり、WTI原油は1バレル87ドル台へ上昇、米長期金利も上昇した。暗号資産の上昇もリスク選好を後押しした。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形でやや売りが先行する可能性。日経225先物は夜間に66460円まで買われた後、66010円付近で終える見込み。25日線と75日線の動きを見極め、75日線を明確に上抜けるかが焦点となる。戻り待ち狙いの売りが意識されやすい局面も想定される。
米国市場ではSOX指数が下落、NVIDIAの決算を控える中で再動意の可否を見極めたい。ソフトバンクグループやアドバンテスト、キオクシアHD、東京エレクトロンなど指数インパクトの大きい semicondutor・AI関連株はリバランスが中心になりやすい見通し。
一方で米国では金融・医薬品の一部が買われる動きが想定され、日本市場でも三菱UFJなどメガバンク株やバイオ関連株への資金流入の可能性も考えられる。トランプ政権がイランへの経済制裁強化を詳細発表予定で、イラン反応次第では地政学リスクが高まり原油先物価格の上昇に繋がる展開も想定され、資源株や海運株の動向にも注目が必要となろう。