デル・テクノロジーズは東京・大手町本社で就任会見を開き、日本市場のAI事業方向性と最新調査成果を説明。AI Innovation LabやTech Rally Residency Tokyoの公開を通じ、デジタルヒューマンや歩行解析AIのデモも披露した。
デル・テクノロジーズは10月27日に東京都千代田区の大手町本社で、8月に就任したジョン・ロボトム代表取締役社長の就任記者会見を実施した。日本市場におけるAI事業の方向性や企業のAI活用に関する最新調査結果を説明するとともに、会見後にはAIの実証・共創を支援する拠点としてAI Innovation Labと法人向け体験拠点のTech Rally Residency Tokyoを公開した。
ロボトム社長は日本企業のAI活用が導入・検証から成果創出へ移行しているとの認識を示し、AIインフラの整備、人材育成、パートナーとの連携を通じて日本企業のAI活用を支援する方針を説明した。
同日発表のModern Enterprise Readiness Study 2026では、日本企業の58%が生成AI活用の初期・中期段階を脱しており、2025年の35%から上昇した。一方で72%が新たなAI施策を進める条件として、実証されたビジネス成果と明確なリスク管理計画を求めていることが示された。
AI Innovation Labはカスタマーソリューションセンターが運営する実証施設で、ソリューションシアターや展示エリアを備え、AIの利用場面を確認し導入検討を進められる環境を提供する。今回の見学では、デジタルヒューマン「Aine」の多言語対応デモと、ヘルスケア分野の「My Walkie」が紹介されたほか、窓口案内やトレーニング用途の活用像が示された。