今週の日経平均は2週ぶりの小反発にとどまり、全体は様子見ムードながら個別株の物色が活発化した。エヌビディア決算をきっかけに半導体関連の動きが注目を集めた。
今週の東京株式市場では日経平均株価が前週末比389円高の6万6405円となり、2週ぶりに上昇した。日経平均は一時6万7000円に迫る場面もあったが伸び悩み、主力株を中心とした売買は控えめだった。一方、投資資金は他のセクターに流入し、TOPIXは約2%近く上昇、グロース市場250指数は7%超高となった。
週間の動きをみると、24日(月)は長期金利の上昇を背景に相場全体の割高感が意識され、主力株を中心に売り圧力が高まった。25日(火)は反発し、朝方の下値探りを切り返してプラス圏を維持。26日(水)も買いが優勢となり6万6000円台を回復。27日(木)は半導体関連株を中心に利益確定売りが広がり日経は小幅マイナス、ただTOPIXはプラス圏で着地。28日(金)は再び反発、AI・半導体関連が買われる場面が見られた。
セクター動向では内需株や金融株の買いが目立ち、輸出株はまちまち。セラミックや機械といった分野での買いが進む一方、精密機器には売りも見られた。今週はグロース250指数が大きく上昇するなど、中小型株への資金循環が続いた。
来週は米雇用統計の発表を控えつつ、金利と為替の動きをにらみながら相場が推移する見通し。国内イベントとしては7月鉱工業生産や4-6月期法人企業統計調査の発表が予定されており、海外では米国の雇用指標やISM、PMI関連の指標に注目が集まる。