長栄は北海道で初の収益不動産を取得。札幌市西区のファミリー向けマンション1棟を取得したほか、今後は京都府中心の展開に加え十数エリアへ拡大を目指す。
長栄は2026年10月28日に自社物件(収益不動産)を1棟取得したと発表した。物件は札幌市西区のファミリー向けマンション「NOERU宮の沢」で、居住用19戸と駐車場21台を備える。建物は鉄筋コンクリート造の4階建て、敷地面積は908.89平方メートル、延床面積は1,345.57平方メートルで、札幌市営地下鉄東西線の宮の沢駅から徒歩11分の立地にある。
同社は京都府を中心に不動産管理事業と不動産賃貸事業を展開し、全国の大都市近郊15エリアへの進出を目標としている。今回の北海道での取得を機に、不動産賃貸事業の進出先は10都道府県に広がることになった。
札幌市西区の人口は国勢調査で平成2年から令和7年まで増加を続けており、周辺環境を踏まえて高い賃貸需要が見込めると判断された。今回の取得は、15エリア進出という目標に向けて地域分散を一段進める手段とされ、京都府中心の物件構成に北海道の拠点が加わることで、賃貸需給に左右されにくいポートフォリオへの移行が期待される。今後は進出エリアでの取得ペースと賃貸収入の積み上がりが注目点となる。