キッツは初の半導体関連事業説明会を開き、2030年度に半導体関連売上を1000億円以上へ拡大する目標を示した。V TEX買収で世界2位のポジションを目指すとともに、データセンター向け売上を大きく伸ばす方針も明らかにした。
キッツは2026年10月8日に初の半導体関連事業説明会を開催し、2030年度の半導体関連事業売上を1000億円以上に拡大する計画を掲げた。2025年度実績は298億円、2026年度計画は477億円で、2030年度に向け20%以上の年平均成長率を目指す。
半導体装置向け売上高は2026年度計画で385億円となり、用途別は製造装置80%、工場設備10%、原料10%の構成。2026年6月にV TEXを子会社化し、下期から連結寄与で約70億円の売上貢献を見込む。真空バルブ市場で日本企業最大手、世界2位のポジションを狙うとしている。
データセンター向けは2025年実績15億円、2026年度計画30億円、2030年目標は200億円以上。米国市場を最優先とし、2030年に米国売上100億円以上、米国市場シェア10%以上を目標とする。2025年には米国倉庫を拡張、在庫を増強した。
収益性とKPIでは半導体装置向け営業利益率を2026年度の約15%から2030年には20%以上へ、国内の真空バルブ市場シェアを29%から35%以上へ、2025年比で生産能力を3倍以上へ拡大する計画。ベトナム工場の増設や日本・台湾での生産ライン拡充を進める。