南米パラグアイで新規殺菌剤ベレラTMが上市され、有効成分パベクトを含有する製品として海外展開を開始した。パラグアイではダイズを対象に登録される。
住友化学は南米パラグアイで有効成分パベクトを含有する殺菌剤ベレラTMを上市した。今回の上市はパベクトを含む製品の海外上市として初めてとなる。
パベクトはQoI系殺菌剤に対する耐性を持つ病原菌に対しても有効性を示すとされ、耐性管理に寄与すると評価されている。殺菌剤耐性対策委員会FRACのグループ11に新設されたサブグループ11Aに位置づけられる唯一の殺菌成分とされる。
ベレラTMはパベクトを有効成分とする殺菌剤で、パラグアイのダイズに対する作物登録を取得。褐色輪紋病、生育後期の紫斑病、褐紋病などの病害に対して防除効果が期待されている。
パベクトを含む製品は23年に国内で販売を開始しており、今回の上市以外にもブラジルや欧州など主要市場で規制当局の審査が進行中。早期の登録取得に向けて対応を継続する方針。