本が売れない時代にブックオフが過去最高を更新。ゲオもリユース中心へ転換して成長する一方、TSUTAYAは店舗数が14年で半減するなど明暗が分かれている。
本が売れない時代にブックオフグループは2026年5月期決算で連結売上高が1301億円、経常利益が47億円とともに過去最高を更新した。ゲオもリユース品の売買を軸に業績を伸ばしており、中古品の買い取り・販売を核とした総合リユースへと転換している。
ブックオフは従来の古本取扱いだけでなく、カード・ホビー、音楽・映像・ゲーム、衣料、貴金属・ブランド品、家電と取扱品を拡大。オンライン販売の普及を背景に大型店展開を進め、総合リユース店へと業態を変えた。
ゲオはセカンドストリートを軸に衣料・家具・家電などを扱う店舗網を拡大。26年3月期の連結売上高は前期比12.5%増の4812億円、リユース売上高は全体の6割超を占める。社名も2026年10月1日にセカンドリテイリングへ変更し総合リユース志向を鮮明化した。
一方、TSUTAYAは24年時点で渋谷など体験型施設へ刷新したが、店舗数は12年2月の1466店から26年5月には約700店と半減。カルチュア・エクスペリエンスの売上は1026億円程度で最終損益は赤字に転落している。