双日の2027年3月期第1四半期は収益が8342億円、親会社帰属の純利益が302億円と大幅増益となった。通期純利益は1300億円、年間配当は180円を見込む。
双日は2027年3月期第1四半期の決算を公表し、売上高は8342億円、親会社帰属の純利益は302億円となり、前年同期比で大幅な増収増益を達成した。化学・エネルギー・総合インフラの各分野が好調で、通期の純利益予想は1300億円、年間配当は180円が予定されている。
過去12四半期では業績がやや弱含みで、純利益率の低下や有利子負債の増加による安定性の低下が指摘されている。このため収益性の動向や財務負荷の推移に注意が必要とされている。
今後の業績チェックポイントとして、エネルギー関連の事業拡大と化学・リテールの利益寄与が挙げられ、豪州インフラの新規連結や事業の入替・撤退によるポートフォリオの最適化が収益性に影響する可能性がある。
リスク要因として豪州原料炭の生産効率低下、資源・化学の市況変動、天候影響による肥料の数量変動、運転資金の増加による資金負担、借入増と金利上昇の影響、のれん・減損リスク、脱炭素移行に伴う事業制約などが挙げられている。