いちよし証券が2027年上期の決算速報と中間配当を公表した後、午後は売りが優勢となり下げ幅を拡大した。株価は一時1499円まで沈む場面もあり、終盤の値動きが重荷となった。
いちよし証券は本日正午に2027年3月期の上期連結決算速報と中間配当の増額を公表した。協力ファンドラップや投資信託の残高が堅調に積み上がり、受益証券を含む手数料が大幅に増加したことが要因として挙げられている。
これを受けて午後には下げ幅が拡大する展開となり、15:30時点で前日比約30円安の1542円付近まで下落した。一時は1499円まで売られる場面もあった。
経常利益は40億1600万円となり、前年同期比で2.1倍に拡大した。期初の見通しや配当方針については、上半期の結果が投資家にとっての材料出尽くしと受け止められる場面もあったが、長期の上昇トレンドは維持されている。
中間配当は従来の38円から42円へ増額した。前年同期比では12円の増配となる。株価の下支え材料となる可能性がある一方で、期末配当は未定のままで、今後の開示次第で波及度合いが変わる見通し。
市場全体の動きを背景に、個人投資家の動向が引き続き注目される状況だが、今回の決算材料を受けた株価の反応は、材料の出尽くし感が意識された格好となっている。