国内債券市場で新発10年物長期国債利回りが一時2.930%と30年ぶりの高水準に達し、日米協調の為替介入で日銀の早期利上げ観測が強まった。市場では利上げの加速や到達点の高まりが意識され、3%乗せの見方も出ている。盆休み明けの薄商状も影響している。
17日の国内債券市場で長期金利(新発10年物国債利回り)が一時2.930%と30年ぶりの高さをつけた。日米協調の為替介入で日銀の早期利上げ観測が強まった。市場では利上げの加速や到達点が高まる見方もあり、金利が一段と上がる可能性が意識されている。
「お盆休み明けのため取引自体は少ない。入札を控えて部分的に持ち高を調整する売りが出ている」などと外資系ディーラーは市場の様子を語る。取引が薄い状況が続く中、金利の上値追いが続く可能性が指摘されている。
市場の焦点は日銀の利上げ時期と規模への観方にあり、利上げ加速の観測が高まることで長期金利の上昇圧力が強まるとの見方が出ている。