イーレックスはベトナムのノンソン発電所で木質ペレットを用いたバイオマス混焼試験を完了し、混焼率は30%となった。これにより木質チップの混焼は5%にとどまり、2026年9月開始、10月完了の第三弾試験として実施された。
ベトナムのビナコミンパワーが所有するノンソン発電所(30MW)で、イーレックスはバイオマス混焼試験を完了した。今回の試験は同社にとって3基目のバイオマス混焼試験であり、木質ペレットと木質チップの混焼をそれぞれ実施した。
本混焼試験では木質ペレットを投入し、混焼率が目標の20%を上回る30%を達成した。一方、木質チップについては混焼率が5%にとどまった。原因として供給設備で木質チップの滞留が確認されたことが挙げられており、安定運転を優先しての運用となった。
本試験は、2026年9月15日に木質燃料の投入を開始し、同年10月7日に完了した。今回の結果を踏まえ、既存設備を改造せず可能な混焼率の確認と、今後の改造が必要となる箇所の抽出を目的としている。
本件は「資源国脱炭素化・エネルギー転換技術等支援事業費補助金」を活用した取り組みの一環であり、今後の商用化に向けた動向も注目される。