GIPはM&Aアドバイザリーと戦略財務、HRコンサルを統合して提供する独立系ファームとして成長戦略を示した。シンガポールのABCとの資本業務提携を軸に海外展開を強化する方針も明らかにしている。
GIPは2023年に設立され、資本や事業構造の変革を支援する三つの機能を有機的に連携させて顧客企業の価値向上を目指す。創業経緯や事業の強み、今後の展望について増田共同代表への取材を通じて明かした。
同社は大手投資銀行が手掛けにくい中堅規模の案件(EV1000億円未満)を主対象とし、M&A前段のアクティビスト対応やキャピタル・アロケーション、事業ポートフォリオの見直しといった課題にも対応可能なサービスを強調する。ワンチームで統合的に案件を進める点が強みとされる。
アドバイザリーと戦略財務コンサル、HRコンサルの3領域をM&Aで一貫提供する難所のあるカーブアウト領域での優位性を説明。財務観点ではTSAの交渉・費用見積もり、人材面では適切な人材配置の重要性を指摘している。
AIとプロ人材の活用を推進し、G-ProやMs.Proといったサービスで柔軟な業務委託機会を拡充。シンガポールのABCとの資本業務提携を通じ、東南アジアでの案件発掘・エグゼキューション体制を整え、現地企業の売却側アドバイザリーも視野に入れる。