パナソニック ハウジングソリューションズは、クラウド型業務支援システム「Sumai Base(住まいベース)」の新築版を開発し、リフォーム分野での提供を起点に新築領域へ拡張する。
住まいベースは複数ツールやアナログ情報を一元化し、集客・営業・経営の3領域を横断してデータを統合するクラウド型の業務支援システムとして提供されている。2026年6月に既存システムをクラウド化して開発され、まずリフォーム分野で提供を開始した。今回、同システムを新築分野にも活用できるよう機能強化が行われた。
新築版では新築特有の営業プロセスや進捗状況、滞留率・失注率などを数値化する機能を搭載し、個人の経験や勘に依存しないデータに基づく経営・営業活動の標準化を支援する。
加盟店組織向けに提供される点は従来と共通するが、新築領域の商談期間の長期化や工程の複雑化といった特性に対応する機能が追加された。これにより、土地探しや資金計画といった新築特有の要因を踏まえた運用が想定されている。
今回のアップデートは、既存のリフォーム分野の運用ノウハウを踏まえた拡張であり、長期的な顧客管理と経営判断のデータ化を狙う。今後の展開次第では、加盟店の業務効率化や営業実績の把握が進む可能性がある。