日銀は金融政策決定会合で政策金利を1.25%へ引き上げ、6月以来3か月ぶりの利上げを決定した。これまでの半年ペースより速い利上げペースとなり、今後の金融緩和の度合い調整にも言及した。
日本銀行は17日と18日の会合で賃金・物価動向を踏まえ政策決定を行い、政策金利を現行水準から1.25%へ引き上げることを決定した。賛成7名、反対2名の多数で決定され、3か月ぶりの利上げとなった。
市場に影響を与える要因として原油価格の高騰や円安が挙げられ、これが企業間取引価格の上昇を招く要因となっていると日本銀行は指摘する。物価が日銀の2%目標を超えて上振れるリスクがあると判断され、利上げの決定に結びついた。
日銀は今後も経済・物価・金融情勢に応じて政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを適切に調整していく方針を示した。植田総裁は18日午後の記者会見で追加利上げの可能性についての言及に市場関係者の関心が集まる見込み。
今回の決定を受け、年内の追加利上げの有無や新たな金融政策の動向に注目が集まる。市場関係者の間では今後の政策運用や金利水準の推移について様々な見方が出ている状況だ。