レシップはバス事業者向けソリューションブランドMoveLeの本格展開を開始した。運行計画の最適化やバックオフィスの効率化など、現場データと長年の知見を活用して課題解決を支援する複数のサービスを統合する。
レシップホールディングスの連結子会社・レシップが、これまで検証・段階導入を進めてきたMoveLeの本格展開を開始すると発表した。MoveLeは運行計画やダイヤ編成、路線最適化、補助金申請関連業務のDX化など、バス事業の多様な課題に対応するソリューションブランドである。
MoveLeは車載機器のデータ(運賃箱・ICカード等)と、70年以上の現場知見を組み合わせ、日々の業務負担の軽減からデータに基づく運行計画・経営判断までを支援する。導入は単独での投資にとどまらず、現場の課題に合わせたサービスを組み合わせて提供する体制を整える。
展開するソリューションは三つの柱で、1は運行最適化支援システムで売上・乗降データをクラウド管理し、路線再編案の比較検討を支援、2はダイヤ編成システムで需要・収入データを活用して乗務員の労働環境に配慮したダイヤを構築、3は補助金申請業務DXで輸送実績を自動集計し申請形式で出力する。
導入事例として、株式会社じょうてつが2020年9月からMoveLe系統を導入、営業所ごとの集計作業負担が従来の約5分の1に軽減され、データに基づく経営判断に活用されている。
今後はMoveLeの既存機能を基盤に機能を拡充し、毎年2件以上の新たなソリューション展開を目指す。車両管理・運行計画・乗務員支援などバス事業運営を支える領域へ広げる計画である。