ハワイを拠点にM&Aを手掛けるミワアソシエイツの代表・三輪久雄氏へのインタビュー記事。ハワイ企業の売買現場や買い手・日本企業の進出事例、今後の案件背景が紹介されます。
ハワイのM&Aを専門とするミワアソシエイツの代表として、三輪久雄(Sal Miwa)氏は日米で40年以上の経営・提携・再生などの経験を積んできた。MITで航空宇宙工学を修得後、ニューヨークで技術とビジネスを結ぶ活動に携わり、多岐にわたる事業領域で役員経験を重ね、日系社会のネットワークを築いてきた。
三輪氏がハワイへ移住したきっかけは2011年末のヘッドハンティングによる不動産会社のターンアラウンドを任されたことだった。その経験を経て経営ノウハウと日米ネットワークを活かし、2020年にミワ・アソシエイツを設立。現在はハワイ企業の売買支援を中心に、日本企業の進出・提携・経営コンサルティングも手掛けている。
同社の案件はハワイの飲食・観光・エネルギー・不動産など多岐に及び、売り手と買い手のマッチングをネットワーク活用を含めて進める。売却案件の公開情報のほか、未公開企業へのアプローチも行い、20件近くのM&Aが進行中との説明がある。特に日本企業の参入支援事例も紹介されている。
M&A成功には財務や法務の専門家連携だけでなく、ハワイ市場のレピュテーションや現地の商習慣理解が不可欠とされる。三輪氏はハワイでの信頼関係づくりを重視し、日本語での相談窓口を用意するなど、現地ビジネスの橋渡し役としての役割を強調している。