岡山県全域を対象に市民参加型の生き物調査アプリ「バイオーム」を使う取り組みが進行中。両備グループとちゅうぎんフィナンシャルグループが12月15日まで調査隊を展開している。
岡山市を拠点に、岡山県全域を対象とした市民参加型の生き物調査「おかやまいきもの調査隊2026」が、スマートフォン用アプリ「バイオーム」を活用して展開されている。アプリは無料ダウンロードで、カメラで撮影した昆虫や鳥、魚、植物などをAIで同定する仕組みを採用し、時期と場所とともに生き物を記録できる。
調査のメインミッションは「岡山県でいきもの5種投稿せよ!」で、その他「草むらのハンター!カマキリの仲間を1種投稿せよ!」や「岡山市でまちなか生物多様性を調査せよ!」といったエクストラミッションも用意されている。期間は12月15日までで、対象エリアは県全域に拡大している。
事業は2024年8月に始まり、2025年10月から今年1月にかけて第2回調査が実施され、同じ考えを持つちゅうぎんフィナンシャルグループが参加。第3回に至って県内全域を対象とする規模となり、今後も中長期的に続けて希少種や外来種を含む分布データを蓄積する方針だ。
現場での体験談では、記者が西川緑道公園でAI判定を使いドバトと判定された鳥を投稿する様子が紹介され、図鑑機能には約10万種が収録されていることも伝えられている。アプリは京都大発のバイオーム社が開発し、希少種の位置情報は自動で非公開になるなど、情報の取り扱いにも配慮されている。