TOPIXの見直しでスタンダード市場とグロース市場から銘柄を採用する方針となり、組み入れ銘柄数は現在の約1,650銘柄からおおよそ1,000銘柄程度へ大幅に減少する見通し。初回入れ替えは2026年10月、以降再評価と定期見直しを段階的に実施。
日本を代表する株価指数のTOPIXが、10月からスタンダード市場・グロース市場の銘柄を採用対象にする見直しを実施する。市場の流動性を基準に銘柄を決める方針で、従来の組み入れ銘柄数は約1,650銘柄程度だが、今後は約1,000銘柄程度へ大きく削減される見通しである。
新しい採用基準として、市場区分を問わず流通株式時価総額が大きい銘柄がTOPIXへ採用されること、既存の構成銘柄も流通株式時価総額の大きさに応じて継続・除外の判断が行われることが説明されている。初回の入れ替えは2026年10月、2027年10月には再評価の機会を設け、2028年10月以降は定期入れ替えが実施される予定だ。
新たな指標として「浮動株時価総額の累積比率」が重要視され、追加採用は上位96%、継続採用は上位97%以内を目安とする。流動性を重視した二つの基準が導入され、全市場がTOPIXの組入れ対象になる可能性が高まる。
市場関係者は、指数の連続性を維持しつつ市場代表性と機能性の向上を図る趣旨に賛同する意見が多く寄せられている。