TSIホールディングスがスカジャンを展開する東洋エンタープライズとその販売会社レイラニトレーディングを子会社化する。株式比率は87.7%と100%を取得する予定だが、取得金額は非公表で、譲渡実行日などは協議中である。今後のブランド戦略強化や海外展開につながる可能性がある。
TSIホールディングスは、スカジャンを手掛ける東洋エンタープライズおよび同社の販売会社レイラニトレーディングを子会社化することで、株式の大半を取得する方針を明らかにした。取得割合は東洋エンタープライズの株式87.7%、レイラニトレーディングの100%を保有することになる予定で、取得金額は公表されていない。譲渡実行日などは今後協議されるとしている。
東洋エンタープライズは1940年代創業の港商商会を源流とし、生地の輸出入から米兵向け土産のスカジャン納入へと事業を拡大してきた経緯がある。今回の子会社化を通じて、TSIホールディングスはブランドポートフォリオを強化し、MIX.TOKYOを軸に顧客層の拡大と海外市場での日本製品の発信を狙う方針を示している。
TSIホールディングスは近年アヴィレックスやアルファ・インダストリーズなどのアメカジブランドが好調であり、テーラー東洋を含むグループの統合を通じて市場シェアの拡大を目指す。中期経営計画のブランド戦略強化とECを活用した販売チャネル拡大を進め、海外市場での存在感を高める狙いだ。