伊豆シャボテンリゾートは伊豆の動物体験を核とした観光事業を展開する。2026年の50周年に吉祥寺と難波で店頭開設を予定するが、現在の株価は460円前後で推移している。
伊豆シャボテンリゾートは伊豆シャボテン公園や伊豆ドリームヴィレッジを中核とし、Anitouchという都市部の屋内ふれあい型施設を展開する持株会社。3つの事業体制により、動物との体験を主軸に、入場料・飲食・物販・宿泊を収益源としている。
同社は財務的には自己資本比率80%超、借入が比較的低水準で安定した財務基盤を誇る一方、P/Eは約8倍、配当利回りは低く4%前後とされ、株価は460円前後で長らく横ばいが続いている。市場指標だけを見れば割安にも見えるが、積極的な買いが入っていない状況が続く。
50周年を機に吉祥寺と難波で新店舗の開設を発表しており、Anitouchの店舗増加が成長の核になるとの見方がある。とはいえ、過去の決算資料では新規店舗の開設が前年度は0件とされ、成長ドライバーの確実性には不確実性が残る。
収益の安定要因として、動物施設の広大な敷地と多数の動物配置という強みが挙げられ、Anitouchは天候や観光動向に左右されにくい収益源として位置づけられている。一方、観光需要の地域依存と店舗立地の成否、スタッフ確保など成長の前提にはリスクも潜んでいる。