日本貿易保険(NEXI)は米州開発銀行(IDB)が融資した案件について、融資保険の引き受けを初めて決定し、IDBと保険契約を締結した。保険価額は約2億米ドル、保険期間は18年間で、対象はブラジルのインフラ整備プロジェクトとなる。
日本貿易保険は8月24日、米州開発銀行が融資した案件に対する融資保険の引き受けを決定し、同日IDBと保険契約を締結した。今回の案件はIDBが融資したもので、契約は東京都内で交わされた。
2022年7月の貿易保険法改正により、貿易代金資金貸付保険と海外事業資金貸付保険の被保険者要件が緩和され、NEXIが新たに「国際機関」や「外国政府等」を被保険者として直接付保できるようになった。
本件ではIDBを被保険者として、海外事業資金貸付保険を直接付保する初の事例となる。IDBは中南米最大の国際開発機関であり、インフラ・エネルギー・デジタル・環境など幅広く支援する。
保険価額は約2億米ドル(約320億円)、保険期間は18年に設定された。今後、日本企業の中南米案件の事業展開拡大が期待される。