日銀が政策金利を1.0%前後から1.25%前後へ引き上げたとの決定を伝え、新NISAの積立を続ける人が今すぐやるべき“お金の仕分け”の方法を解説する。
日本銀行が9月18日の決定会合で政策金利を1.0%程度から1.25%程度へ引き上げると決定した。新NISAで積み立てを行っている人は運用方針を大きく変えるべきかが問われているが、結論としては生活防衛資金などを確保し、現状の積立額や株式比率が自分のリスク許容度に合っていれば大きな変更は不要という見解が示された。
ただし金利上昇の背景を受けて、資産配分を見直すべきかどうかは短期的な相場予想ではなく、使い道や使う時期、耐えられる値動きの範囲が変わったかどうかで判断するべきとされる。急落時には感情的な売却を避け、事前に定めた資産配分・積立方針に従うルールを持つことが重要だとの指摘もあった。
新NISA運用者が備えるべき「お金の仕分け」として、まず日常のお金と生活防衛資金、数年以内の資金、余剰資金の4分類を提案。投資は基本的に(4)余剰資金のみに回すべきとの考えが示され、生活防衛資金の目安は6カ月〜1年分程度がよく用いられるが個人の状況次第で調整可能と説明された。
さらに、外貨投資の為替ヘッジについては自己判断での有無を決めるべきで、円高・円安どちらに転んでも慌てない備えを重視するべきだとされた。ヘッジはコスト要因であり、資産全体のリスク許容度を見直すことが本質的な備えになるとの見解が示された。