シャープの拡張エクスペリエンスセンターがイリノイ州 Downers Grove に開設され、面積が89%拡大。ディスプレイから dvLED までの全製品群を一度に体験でき、AI や NaviSet などのソリューションも紹介された。
シャープは Downers Grove の拡張エクスペリエンスセンターを公開した。敷地面積は2,690平方フィートから5,096平方フィートへと拡張され、B2B向けのディスプレイ、プロジェクター、プリンター、Dynabook などの全カテゴリが展示される。カフェの冷蔵庫や上階の電子レンジを含む家庭用製品を含め、同社の幅広いラインアップが一堂に見渡せる構成となっている。
センターはディスプレイ中心の拡張拠点として位置づけられ、Montvale 拠点の展示と組み合わせて、デジタルサイネージ、リテール、交通、AI、NaviSet ソフトウェア等に重点を置く展示設計となっている。デスクトップや大判ディスプレイ、投写、対話型ボードも統合され、導入時の用途に応じた比較が可能となっている。
デモの中で特に注目されたのは dvLED の実演で、5 枚の dvLED を並べて同じコンテンツを表示し、ピクセルピッチの違いを来場者が近づく/離れる動線で体感できる構図だった。これにより、コンテンツ設計や表示距離に応じた提案が現場で具体的に議論できる。
もう一つの見どころは長寿命の表示機で、Vienna Airport で約20年間稼働した MultiSync LCD4000 が約175,000 時間以上連続運用された実績を紹介。長期使用時の信頼性を重視する顧客に対して、同社製品の耐久性を示す事例として位置づけられている。
会場には dvLED 認定訓練やデジタルシネマのトラブルシューティング・サポートを行うラボが併設され、設置・保守の現場担当者にとって実務的な資源が拡充されている。全体として、来場者は製品を直接比較しつつ、具体的な用途へ結びつくデモを通じて Sharp の全ラインアップの理解を深めることができる構成となっている。