欧米市場の見通しではドル・円は底堅い値動きを維持する見込みだが、米国経済指標の不確実性が残り、クロス円が支えになる展開が想定される。
15日の欧米外為市場では、ドル・円が底堅い動きを見せると予想され、欧州通貨の戻りとともにクロス円の下支えが見込まれている。前日の米CPIの上昇を背景に米長期金利が一時高水準へ浮上し、ドル買いの動きが観測された。
今後の市場は米国の生産者物価指数(PPI)やフィラデルフィア連銀製造業景況指数、小売売上高などの指標に左右される見通し。インフレ高止まりが続く場合は金利高が継続してドル買い圧力が強まる可能性がある一方、指標が軟化すればドルの買いが後退する可能性もある。
一方、日本政府の円安牽制姿勢や日米協調介入への警戒感が広がり、円は買い戻しの動きを見せる可能性がある。ドル・円は本日159円に接近した後、米利回りの失速を受けて158円付近へと押し戻される場面が想定される。
今日の欧米市場の予定として、欧・圏鉱工業生産、米国の新規失業保険申請件数、9月の小売売上高、PPI、フィラデルフィア連銀景況指数、企業在庫の発表が控えている。