中国の深圳から車で1時間の広東省東莞市・松山湖にあるファーウェイの研究開発拠点「松山湖キャンパス」が、12のエリアを結ぶ構内鉄道で移動できる大規模な街として整備されている。全体は約130万平方メートルの敷地に、2万5000人の研究開発者が働く。
松山湖キャンパスは2015年に着工、2018年に完成した。敷地は約130万平方メートルで、エリアは12に区分されている。
エリアごとにパリの市庁舎風の図書館や欧州の街並みを模した建物が配置され、通りにはファミリーマートやセブン-イレブン、KFCなどの看板が見える。
エリア間は環状の3路線の私設鉄道で移動でき、最短の1号線は8町を13分で一周する。図書館には11万冊が所蔵され、主に中国語・英語の本が多い。
欧州風の街並みにした理由として、外国籍社員が多く故郷を思い出せる環境を作る狙いがあるとされる。ファーウェイは海外拠点には中国風の建物を構える方針も示している。
内部の一部では音響研究が行われ、無響室で地下鉄や機内の騒音を再現して通話品質を測定している。