リョーサン菱洋ホールディングスは人事評価制度に生成 AIを導入し、従業員が提出する年次目標を15の観点で分析して組織目標との連動性や難易度を評価する。分析結果は目標設定の見直しの優先度を示し、評価の高い目標は社内で共有される。
リョーサン菱洋HDは人事評価制度に生成AIを導入したと発表した。従業員が年次目標として提出する内容を、15の観点からAIが評価し、組織目標との整合性や難易度を判断する仕組みを整えた。AIは目標設定の見直しの優先度と方向性を提示する。
導入には、クレイア・コンサルティングが提供する目標分析ツールを活用しており、社員は自身の目標をAIの分析と照合して修正の方向性を把握できるようにする。高評価の目標は社内で共有され、マネジメントの判断材料として活用される。
背景として、リョーサン菱洋HDは2024年にリョーサンと菱洋エレクトロの経営統合を経て発足し、2026年4月には待遇面などの制度統合を進めた。しかし従業員数の増加に伴い人事管理に課題が生じ、従業員の目標の適正化を進める方針となった。
今後の運用では、生成AIによる分析結果を基にした目標の見直しと、組織全体の目標との整合性を高める取り組みが継続される見通しである。