フィックスターズはAI・量子分野の成長を追い風に、安定収益のSolution事業と高成長のSaaSを組み合わせたハイブリッド戦略を推進します。2024年度は売上高が約79.95億円、SaaSは66.2%拡大で315百万円を計上しました。
フィックスターズはソフトウェア高速化を核とする技術集団として、Solution事業(受託開発)とSaaS事業(自社製品)の二本柱で事業を展開しています。2024年9月期の売上高は約7,995百万円、営業利益は約2,304百万円、経常利益は約2,305百万円、当期純利益は約1,494百万円でした。SaaS事業は315百万円の売上高で前期比66.2%増となっています。主要顧客はキオクシア、ルネサスエレクトロニクス、ネクスティエレクトロニクスなどで、Solution比率が約93%、SaaS比率が約7%を占めています。
同社の強みは三つに集約されます。第一に圧倒的な技術力を持つスペシャリスト集団で、社員の約9割がエンジニア、修士・博士号保有者が70%以上という構成と、富岳を用いたGraph500での長期1位獲得などの実績があります。第二に安定収益を成長分野へ再投資するハイブリッド戦略で、受託開発の安定収益をSaaSの成長投資へ回す仕組みを確立しています。第三にAI・量子分野の主役を支える事業展開で、AI高速化プラットフォーム「Fixstars AIBooster」や量子コンピューティング向け「Fixstars Amplify」などの自社製品群を展開しています。