アンリツは、MT8862Aの新機能としてWi‑Fi 8とBluetooth Low EnergyのRF特性評価を1台で行えるオプションを開発・販売開始した。従来機と併用で、ネットワークモードやOTA測定を含む実測評価が可能になる。
アンリツは、次世代無線規格 Wi‑Fi 8(IEEE 802.11bn)と BLE のRF特性評価に対応したオプションを、既存の測定プラットフォーム MT8862A向けに提供開始した。これにより、同機1台でWi‑FiとBluetooth Low Energyの両方の評価環境を拡張できるようになる。
新機能はソフトウェア提供形式で提供され、MT8862Aをすでに保有する顧客は新規測定システムの導入なしに評価を実施可能。最新のWi‑Fi 8(320 MHz帯域幅、4096QAMなど)に加え、従来規格のWi‑Fi 6Eや802.11a/b/g/n/acにも対応する。
測定は実通信状態を前提とした「ネットワークモード」で行え、有線試験に加えて無線接続の OTA 試験も実施可能。送信電力や変調精度、受信感度などをデータレートごとに評価でき、実動作時の通信性能検証などに活用される。
BLE対応機器のRF特性評価は、Bluetooth SIGのRF PHY試験仕様に基づき実施可能。問題発生時の原因究明にも役立つとされ、今後の無線機能進化への対応が促されている。