ミネベアミツミ系のエイブリックが、超音波診断装置向け半導体を従来品より高電圧対応へ改良したと発表。小型機器向けの搭載を前提に医療機器メーカーへサンプル提供を開始し、28年以降の本格量産を目指す。
エイブリックは日経の報じるところによれば、超音波検査向け半導体を改良し、従来品と比べ高電圧に対応できるようになった。これにより体内組織や微細な血流の映し方が向上する見込みがある。
同社は据え置き型と携帯型の超音波診断装置の双方に半導体を搭載して送信機能を担わせる形で提供しており、医療機器メーカー向けにサンプル提供を22日から開始した。
改良品の本格量産については2028年以降を見込むとされ、同社はミネベアミツミの完全子会社として開発を進めている。
エイブリックは光や音を電気信号に変換するアナログ半導体の設計を手掛けており、今回の改良は同社の技術領域の拡大に当たる。