ジーエス・ユアサ コーポレーションが開発した宇宙用リチウムイオン電池が、JAXAの火星衛星探査機MMXに搭載された。MMXはフォボスを目指し、地球帰還を目指す初の試みとなる。
ジーエス・ユアサ コーポレーションが自社開発した宇宙用リチウムイオン電池が、JAXAの火星の衛星フォボスを目指す探査機MMXに搭載された。宇宙空間の高温差や真空、長期間の使用に耐え、太陽光パネルが日照を得られない時にも電力を供給できる設計になっている。
MMXは種子島宇宙センターからH3ロケット10号機で打ち上げられ、約1年をかけて火星圏へ到着する予定である。ミッションは火星圏の砂を地球へ持ち帰る世界初の試みを目指しており、地球帰還は31年度を想定している。
ジーエス・ユアサ コーポレーションの子会社であるジーエス・ユアサテクノロジーが製造を担当しており、既に国内外の260機以上の実験施設や人工衛星に搭載実績がある。
本件の背景として、同社の宇宙用電池はISSや準天頂衛星「みちびき」などにも採用されてきた実績がある。