積水化成品工業が硬質アクリル発泡体フォーマックHRの低密度グレードを開発し、従来比で約50%の軽量化を実現。SUPER GT GT300クラスのゲイナー タナックス Zのフロントフードパネル用発泡コア材として採用された。
積水化成品工業は硬質アクリル発泡体「フォーマックHR」の新しい低密度グレードを開発したと発表した。新グレードは従来グレード(密度110kg/m3)と比べて約50%の軽量化を実現するという。これにより、 CFRP複合材料用発泡コア材としての適用範囲が拡がるとされている。
新グレードはSUPER GT GT300クラスのレース車両「ゲイナー タナックス Z」のCFRP製フロントフードパネル用発泡コア材として採用された。これが実車での初採用実績となる。
同社はモビリティ領域を成長分野に位置づけ、CFRP複合材料用発泡コア材の開発に注力している。今回の開発背景には、軽量化と高機能化を両立させる材料の需要があるとみられる。
今後も同社は発泡コア材のラインアップ拡充を進め、モビリティ分野での適用拡大を狙っていくとされる。