TOYO TIREは6月末の現金及び現金同等物が1,121億43百万円で、8月7日に自己株式の買付上限を1,152億64百万円と発表した。株式取得は最大3,200万株、発行済株式総数の約20.78%に相当し、9月30日に消却する予定。
6月末時点の現金及び現金同等物は1,121億43百万円で、8月7日に自己株式取得の上限が1,152億64百万円と示された。上限は現金と同規模に近いが、取得額や日付は開示資料の時点で未確定のままであり、実際の取得が上限どおり成立するかは後日確認される。
取得対象は最大3,200万株とされ、発行済株式総数から自己株式を除いた株式の約20.78%に相当する。取得株式は9月30日に消却される計画で、消却は株主構成の変動要因となる。
筆頭株主の三菱商事は同日に株を売却する意向を表明しており、保有株数は約3,082万2,206株で議決権ベース20.01%に達する。TOYO TIREが予定どおり取得を完了すれば、2019年に開始した資本業務提携は8月10日付で解消される見通しだ。
北米市場の需要低迷やシステム不具合が利益を圧迫した中での自社株買いの発表であり、財務の余白と本業の課題が同時に意識される状況となっている。