日銀の9月利上げ観測が高まる中、円は一時152円台へ上昇し、10年債利回りは3%を突破。日銀が2026年を新たな利上げ局面と位置付けたとの見方が広がっている。
市場では日銀の9月利上げがほぼ確実視され、翌日物金利スワップ市場で9月18日の決定会合に向けた政策金利の0.25%引き上げ確率が97%へと跳ね上がった。これを受けて円は一時1ドル=152円台をつけ、相場の動きは金利動向へと関心が集まった。
日本経済新聞の速報によれば、4~6月期の実質GDPは年率換算で1.4%増と速報値の1.1%増を上回り、3四半期連続のプラス成長となった。企業の設備投資の減少率も初期見込みの1.2%から0.9%へ縮小する一方、金融環境の引き締まりが経済を著しく失速させる兆候は現時点で見られない。
同時に、実質賃金は7か月連続で上昇しており、市場は日銀当局者が2026年を『新たな利上げ局面』と位置付けたとの報に注目している。9月の利上げを契機に今後の金利水準の推移に関心が集まっている。