CohereはAIサイバーセキュリティ企業AISLEの買収に向けた意向表明書に署名したと発表した。買収が実現すればAISLEの技術がCohereに組み込まれ、プラハ拠点も同社の欧州事業の下に入る見込みである。
Cohereは木曜、AIでソフトウェアの脆弱性を発見するサイバーセキュリティ企業AISLEの買収に向けた意向表明書に署名したと発表した。AISLEはサンフランシスコ拠点を拠点としており、同社の脆弱性検知技術がCohereの事業領域へ統合されることになる。
買収が実現すれば、CohereはAleph Alphaとの合併を通じて事業基盤を欧州へ拡大する動きの一環として、欧州の顧客向けセキュリティと脅威検知能力の提供を強化する見込みである。今回の報道ではこの統合後のグループに関する資産・価値の推定として、合併の価値が約200億ドルと報じられていることが伝えられている。AISLEのプラハ拠点もCohereの欧州拠点網の強化に寄与する可能性がある。
AISLEはチェコのAvast元CEOOndrej Vlcekが共同で創業した企業で、AIを用いて広く使われているソフトウェア上の脆弱性を初年度に500件超を発見したとされる。その中にはOpenSSLの12件の脆弱性も含まれており、OpenSSLは銀行や政府、通信アプリの暗号化に使われている。
取引条件は公表されていない。