BofAセキュリティーズがレニショーの格付けを引き上げ、需要回復サイクルが従来想定を上回るとの見方を示した。2027年度のEBIT予想を22%引き上げ、目標株価も大幅に引き上げている。
BofAセキュリティーズはレニショーの投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」へと二段階引き上げ、目標株価を2779ペンスから5400ペンスへ引き上げた。半導体や電子機器分野の需要が予想を上回る強さを示しており、今後も業績予想の上方修正が続くとの見通しを示している。
同社は2027会計年度のEBITを22%引き上げて1億8100万ポンドとし、これは市場コンセンサスを11%上回る水準だと説明している。レニショーの需要回復サイクルが従来の想定を超える勢いで拡大していると判断している。
BofAは、ウェーハ製造装置市場が2027年に30%超の成長を見込み、位置測定部門が20%成長すると予測。産業用計測の成長を支える要因として、日本の受注動向や航空宇宙・防衛分野の採用拡大を挙げた。
アナリストらは追加投資なしで事業拡大が可能との見方を示し、ROICは2026年度上半期の10%から2028年度には14%へ改善すると見込んでいる。現金の余剰分が株主還元へ回る可能性にも言及している。