先週は複数セクターに逆風で終えたものの高値圏を保ち、今週はCPIと決算発表が市場関心の中心となる見通し。OpenAIの収益見通し引き下げがAI投資への警戒感を高めた。
先週はFRBのFOMC議事録がタカ派寄りと受け止められ、インフレリスクの持続を背景に長期の高金利維持へ拍車がかかったとの見方が示された。併せて、OpenAIの年率換算の収益見通しの引き下げがAIインフラ投資の持続性に疑問を生じさせ、投資家のAI関連銘柄への見方が動揺した。
今週の市場見通しとしては、来週に発表される消費者物価指数(CPI)と決算シーズンの開幕が市場の関心を集める。インフレがFRBのタカ派スタンスを正当化するかどうかが焦点となり、決算発表を通じて企業利益とキャッシュフローの水準がハイテク・グロース株の評価に影響を与える可能性がある。
主要金融機関による早期の決算発表が続く見込みで、各社の利益とキャッシュフローの動向が市場のリスク評価に影響を及ぼすと見られる。