米財務長官のベセント氏がロイターのインタビューで日本の財政運営へ踏み込んだ発言を残し、日銀の利上げ判断や2027年度予算編成に影響を与えるとの観測が広がっている。
米財務長官ベセント氏がロイターのインタビューで、日本の財政運営について「一歩引いてアベノミクスの成功を享受し、その流れに任せるべきだ」と述べた。過去の大規模金融緩和と財政刺激策を評価する一方、現在は財政拡張路線の継続を避けるべきだとの見方を示した。これを受けて日本政府内には懸念が広がり、来年度の予算編成が本格化する中で政権判断への注目が高まった。
複数の政府関係者によると、米国は看板政策の撤回を迫れば政権基盤を揺るがす可能性を懸念しつつも、拡張的財政への懸念を公の場で示す形になった。高市氏の財政路線を巡る米国の懸念は、野党や財政健全派にも影響を及ぼすとの見方がある。