三井不動産グループは、三井不動産ビルマネジメントとNBFオフィスマネジメントを吸収合併してPM事業の運営基盤を統合する方針を公表した。効力日は2027年1月1日を予定している。
三井不動産は、同グループ内のオフィス資産のプロパティマネジメントを一体運用する体制を作るため、三井不動産ビルマネジメント(MFBM)とNBFオフィスマネジメント(NBFOM)を吸収合併することを決定した。効力発生日は2027年1月1日とされ、存続会社はMFBM、消滅会社はNBFOMとなる。
統合後は、NBFOMが築いてきた業務品質や信頼関係をMFBMへ承継するとともに、意思決定の分離や情報隔離を徹底する体制を整え、グループ内のPM人材・ノウハウを統合してテナント対応や資産価値の維持・向上を目指す。なお、NBFOMの一部業務をNBFOMが担っていた従来の案件には、引き続き三井不動産がオフィスマネジメント業務を受託し、一部をMFBMへ再委託する予定。
本統合の背景として、オフィス市場での競争激化や人材不足・コスト上昇に対応するため、グループ内リソースを集約して高度な専門性と迅速な実行力を強化する狙いがある。統合の目的・効果として、運営管理品質の維持・向上と中長期的な資産価値の向上が期待されている。
三井不動産グループは統合後の新体制を通じ、PM領域の強化とテナント企業・オーナー・投資家へのサービス品質向上を図ると説明している。
統合後の商号は「三井不動産ビルマネジメント株式会社」とされ、本社は日本橋室町の三井二号館に置かれる予定。
株主は三井不動産株式会社が100%出資し、資本金は4億9,000万円とされる。