日本航空と大韓航空が戦略的パートナーシップを締結。12分野の協業を新たに検討し、年内にロードマップを作成する予定で、アシアナ航空の統合を機に日本線の拡大も視野に入れる。
日本航空と大韓航空は3日、戦略的パートナーシップを締結したと発表した。現時点での対象は12分野で、クレジットカードや投資ファンド等の航空外分野に加え、訓練施設の相互利用を含む人材交流も進める。具体策は今後検討され、年内にロードマップを作成する。
両社はこれまでコードシェアやマイレージの提携をしてきたが、今回はクレジットカードや整備、訓練など幅広い協業を目指す。訓練施設の相互利用など、従来の提携より深い内容を想定している。
大韓航空は年内にアシアナ航空を統合する予定で、日本路線は週約250便から約410便へ拡大する見通し。JALは現状アシアナ便への拡大も視野に入れている。
貨物便や整備、地上支援業務などの受委託も拡充し、空港の人手不足解消につながる可能性がある。SAFの共同調達も模索される。
両社は1963年4月に提携の基本合意を結んでおり、日韓国交正常化前後の経緯もある。今回の協業はこれまでの提携の延長ではなく、より深い協力を目指す取り組みとして位置づけられている。