ポッドキャストで2026年7月の投信動向を取り上げ、日経平均とTOPIXの乖離が拡大する背景とNT倍率の高止まりを解説。インデックス投資の裏には人間の判断が介在している点にも触れた。
2026年上半期、日本株市場では日経平均株価とTOPIXの乖離が顕著になった。日経平均が7万円突破と報じられる一方、TOPIXの上昇は相対的に低く、両指数の差が広がった。
この乖離の背景には日経平均が株価そのものの平均であるのに対し、TOPIXは市場全体の時価総額加重平均で算出される設計の違いがある。AI関連の値がさ株への資金集中も影響していると指摘された。
NT倍率は2026年上半期に17〜18倍をつける場面があり、1980年以降は10〜14倍が多いとの認識が示された。資産が実感として増えにくい点を受け、現行の日本株指数の仕組みを見直すべきとの声が出た。
スペースXの新規上場を巡る動きも転換点として挙げられた。S&Pは上場から12か月経過しないと組み入れない方針を貫いたのに対し、MSCIやFTSE、ナスダックは特例的に組み入れを進めた。指数プロバイダーの判断が投資家の原点に立ち返るべき点を示唆した。