米国でAI関連株の相場が変調し、先週は海運・資源株が大きく動く一方、AI周辺銘柄の一部は下落した。今週はAI相場の動向と海運・資源株の展開が注目される。
先週の振り返りとして、米国市場ではホルムズ海峡の二重封鎖懸念に伴い原油価格が上昇。海運株が上昇トップクラスとなり、川崎汽船が12.4%、日本郵船が11.0%高となり、海運株の上昇が目立った。
原油高を背景にINPEXは4.6%高、ENEOSホールディングスは3.1%高と、石油・鉱物系銘柄の上昇も見られた。一方、AI株を取り巻く環境は依然として難しく、AI関連の周辺株は下落傾向が続いた。
一方でEC・旅行サイト向けAI搭載プラットフォームを展開するAppier Groupは15.3%高、ギフティグループは17.3%高とウェブ関連株の反発も見られた。これまで弁護士ドットコムをはじめ底値圏にあった株の反転が続いた。
今後の動向として、ホルムズ海峡封鎖の影響が続く限り海運株の上昇が続く可能性があるほか、AI相場の一巡後の銘柄入替やウェブ関連の反発がどの程度持続するかが焦点となる。